【保存版】初めてのアメリカAmazon FBA輸出:専門用語ゼロだからわかる!失敗を避けるための「3つの重要ルール」

昨今の円安事情もあいまって、国内Amazonでの販売に慣れてこられた事業者さまから、「次はアメリカ市場に挑戦したい」とのご相談が急激に増えてきています。
実際、巨大なマーケットである「Amazon.com (アメリカAmazon) FBA」は非常に大きな販路になり得ます。まさにアメリカンドリームですね!✨
しかし、日本国内の感覚でそのまま発送すると、通関トラブルや受領拒否で思わぬコストが発生してしまうことがあります。
今回は、初めて米国AmazonFBAにチャレンジしようとお考えの方に向けて、専門用語をかみ砕きながら、絶対に外せない3つの注意点を解説します。
ルール1:Amazonは「輸入者(IOR: Importer of Record)」になってくれない😨

海外からアメリカへ荷物を送るとき、アメリカの税関から「この荷物の責任者は誰ですか?(何かあったときに責任を取れる、アメリカ国内の担当者を立ててください)」と求められます。
この「アメリカ側の責任者・身元保証人」のことを、貿易の世界ではインポーター(IOR:輸入者)と呼びます。
ここで初心者が一番やってしまう大失敗が、お届け先である「アメリカのAmazon倉庫」をインポーター(責任者)にして荷物を送ってしまうことです。
- 落とし穴: アメリカのAmazonは、あなたの荷物の通関上の責任者(インポーター)には絶対になってくれません。 Amazonはあくまで「届いた荷物を預かる倉庫」というスタンスです。
- 対策:アメリカ側で通関上の責任を引き受けてくれるインポーターをあらかじめ手配する必要があります。

ルール2:送料・関税は「DDP(出品者が全額前払い)」で送る

海外へ荷物を送る際、送料や関税、もしものときの保険料を「誰が・どこまで負担するか」という世界共通の取引ルールがあります。これを「インコタームズ(貿易条件)」と呼びます。いくつかのパターンがありますが、Amazon FBAに送る場合は「DDP」を選択しましょう。
- DDP(関税込み持ち込み渡し)とは: 簡単に言うと、「日本からアメリカのAmazon倉庫に届くまでの運賃も、アメリカの税関で発生する関税(税金)も、すべて出荷元(あなた)が100%前払いで負担します」という配送ルールです。
- なぜDDPじゃないとダメなのか: もし「関税は着払いで」という設定で送ってしまうと、アメリカのAmazon倉庫に関税の請求がいってしまいます。Amazonはこれを拒否して荷物を受け取らないため、荷物は税関でストップするか、最悪の場合日本に返送されてしまいます。(その場合は国際送料が倍かかってしまうことに!)
DHLやFedEx、UPSなどの国際宅配便を使うときは、必ず「関税元払い(DDP)」にチェックを入れましょう。
ルール3:食品・コスメを扱うならFDAの事前対応が必須
もしあなたが輸出したい商品が「食品」「飲料」「サプリメント」や、肌につける「化粧品(コスメ)」の場合、一般雑貨よりチェックが厳しくなります。これらはアメリカのFDA(米国食品医薬品局=日本でいう厚生労働省のような機関)の管轄になります。

特に食品をアメリカに送る場合、荷物がアメリカに到着する前に、オンラインで「事前申告(Prior Notice:PN、プライアノーティス)」という手続きを完了させておかなければなりません。
- 事前申告をしていないとどうなる?: 「アメリカに今からこういう食品を送ります」という事前のデータ登録がないまま荷物が届くと、輸入拒否(refusal)の対象となり、拒否された場合は港で保留されてしまいます。
- 製造工場の登録も必要: 事前申告をするためには、その食品を作っている日本の工場が「FDAに登録されていること(FDA施設登録番号を持っていること)」が前提となります。自社工場でない場合は、メーカーに「FDA登録をしていますか?」と事前に確認する必要があります。
初心者がさらに気を付けるべき【追加の注意点】

- 英語ラベルは“あったほうがよい”ではなく「必須要素」: 食品や化粧品は、日本語のパッケージのままではアメリカAmazonで販売できません。FDAのルールに沿った英語の成分表示や栄養成分表(Nutrition Facts)のラベルを、裏面などに正しく貼り付ける必要があります。
- アメリカでの商標権(ブランドの権利)に注意: 日本で合法的に仕入れた本物のブランド品であっても、アメリカ国内での販売権を別の会社が独占している場合、Amazonから「知的財産権の侵害」として出品を止められることがあります。事前にアメリカのAmazonで同じ商品がどう売られているかリサーチしましょう。
まとめ:最初の難関は「パートナー選び」で解決できる!

アメリカAmazon FBA納品の最初の壁は、英語でもFDAでもなく、実は輸入者の設計と費用負担の設計です。AmazonはImporter of Recordにならず、関税や税金も負担しません。食品はPrior Noticeや施設登録、化粧品はMoCRAや表示対応など、商品カテゴリーごとの制度確認も必要です。
アメリカAmazon FBAへの納品は、日本の宅急便とはルールが全く異なります。専門用語が多くて難しく感じるかもしれませんが、大丈夫です。
米国AmazonFBA初心者の方にとって一番安全なのは、「Amazon FBA納品実績があり、米国通関、IOR設計、関税前払い条件、食品・化粧品規制の初期確認まで会話が通じるパートナー」を最初に見つけることです。ここを曖昧にしなければ、大きな失敗はかなり避けやすくなります。
EverBrightは、こうしたAmazon FBA納品時の米国通関、IOR設計、関税前払い条件の確認、さらに食品・化粧品に関するFDA対応まで、実務の現場で積み重ねてきた知識と経験をもとにサポートしています。
アメリカAmazonFBAの可能性を模索している事業者様、まずは、あなたの商品についてお聞かせください。
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